Facebookでシェアされた情報ですが、自分なりにまとめてみました。
国立がん研究センター(旧国立がんセンター)がホームページで色んな情報を発信していますが、その中でがんの発生要因というのがあります。
どのような食事や生活がガンのリスクに影響を与えるかというものですが、この中の「表1 食物関連要因とがんとの関連のまとめ」というのを見てください。 関連の強さとして"確実"と"可能性大"というのがあります。"確実"って結構スゴイ言葉ですよね。
公的な機関がこのような表現をとるんですから、かなり自信があるんでしょう。
ではまず ※"確実"に発がんのリスクを上げるものとして ・赤肉、加工肉【大腸がん】 ・飲酒【口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん】 ・βカロテン【肺がん】 ・アフラトキシン【肝臓がん】 ・飲料水中のヒ素【肺がん】 ・肥満【食道がん、膵臓がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん(閉経後)、子宮体がん、腎臓がん】 ・成人後の体重増加【乳がん(閉経後)】 ・高身長【大腸がん、乳がん、卵巣がん】
意外だったのは、赤肉とβカロテンですが、どちらも健康に良さそうなイメージをもっていました。まぁ人によって感受性が違うのですが、統計的にはこういう結果が出ているんでしょう。高身長ってのも意外ですが、これはどうしようもないですね。
せっかくなので ※"確実"に発がんのリスクを下げるものとして ・食物繊維を含む食品【大腸がん】 ・中~高強度の身体活動【結腸がん】 とあります。 食物繊維は昔からいわれているので、それはそうなんでしょうが、ある程度強度の高い運動をしなさいというのもちょっと意外でした。 がんに関してはちょっとキツイなぁと思うほどの運動が良いんですね。体温も上昇するでしょうし、がんには住みづらい環境になるんでしょうか。
ただ強度を上げると、こんどは活性酸素、疲労物質の処理の問題もでてくるので、ここでも人それぞれの状況に合わせて適度な運動量というものが決まってくるのだと思います。
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