令和になりました。
平和で災害の無い世の中が続いていくことを願います。
さてこのニュースをご覧になったかたもいらっしゃるかもしれません。
「日本人の76歳の健康度は世界の65歳の健康度に匹敵」(健康百科)というニュースですが、
1990年から2017年にかけて、世界195カ国の疾患による負担について調べた研究だそうです。27年間の195か国のデータを集計しているようなので、統計としては信用できそうです。その全データから65歳時の健康度の平均を算出したのですが、タイトルの通り日本人の76歳と世界平均の65歳と同じ健康度だったそうです。少し強引ですが日本の76歳は世界平均より11歳も若いと言ってもよいのではないでしょうか。このことはそれほど驚くことではないのですが、一番悪いデータの国との差に驚きました。その国はパプアニューギニアなんですが、パプアニューギニアの46歳は世界平均の65歳と同じ健康度だという結果がでてしまいました。なんと日本の76歳とパプアニューギニアの46歳は同じ健康度ということになり、その差は30年にもなります。30年ですよ!ちょっと格差がありすぎですね。
グラフの横点線は65歳なのでそれより上にある国は平均より健康度が高い国で、下は健康度の低い国という事になります。中国、ナイジェリア、ブラジル、USA、メキシコ、オランダ、スイス、日本がグラフ上にで示されています。下へいくと、南アフリカ、エチオピア、インドネシア、インド、ロシア、アフガニスタン、パプアニューギニアとなっていますね。パプアニューギニアは突出していますが、どのような問題があるのでしょうか、改善が望まれます。
日本は世界で最も進んだ高齢化社会ですので、健康でなければ社会は保たれません。日本にも色々と問題がありますが、客観的なデータを見てみると世界ナンバーワンの健康度を保っている豊かな国であることは間違いありません。せっかく日本に生まれたのですから、できるだけ充実した人生を送りたいものです。
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